理想の注文住宅を建てるには

理想の注文住宅を手に入れ、絶対に失敗しないための注文住宅の秘訣を1級建築士である建築家八納啓創がお伝えするブログです

家が人に安心感をもたらせてくれる要素 その6 

これまで、
とお伝えしてきました。
 
今回は、最終回のその6をお送りします。

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資産性を考えて設計した八納の自邸&アトリエ 1階を賃貸で貸し出すことで、住宅ローンをほぼ払わなくてもいい仕組みを組み込んでいる
 
6.家が自分たちの資産になってくれているという安心感
 
 その5の要素と同様、この要素もこれからの家づくりに実現させることのできる安心感の一つです。それは、「この家が自分たち家族の資産となってくれている」という経済的安心感です。
 
その2の述べた「耐久性」もこの項目の大きな要素になります。
 
私が、よく述べることに「日本の家は耐久消費財的に作っていて、住宅ローンを払いおえる35年後には、家も買い換えるタイミングになっていることを多くの人は知っていない」というものがあります。
 
このことを知らないまま過ごしていると、新築から35年後、びっくりするような未来が訪れてしまうわけです。
 
こうならないためにも、家の耐久性を持たせることはこの項目でも重要なのです。
「家の耐久性を持たせるための6つのポイント」をご覧いただき、家の資産性を高める視点を手に入れてください。
 
そしてもう一つ。
あまりにも多くの人が「家が本当の資産になりうる」と本気で思っていないことがあります。
 
というのも「家賃払うくらいだったら、住宅ローンの方がマシ」というのが、日本で家を購入する一番多い動機で、そこには、家に対する夢がこれっぽっちも見えてこないのが現状だからです。
 
「この家を手に入れることでどんな夢を形にしたいですか?」
これは、私の設計事務所では、口癖のようになっているフレーズです。
 
なぜなら、家の本質は「そこに住むことで理想の未来像に近づける環境である」と私は考えているからです。
 
2003年の頃から言い続けているこのフレーズ。最近は少しづつ浸透し始めていますが、まだまだ広がりが足りません。
 
日本中の多くの人が、今住んでいる場所やこれから住もうと思う場所に、夢や希望を持ちながら生活するようになると、今、日本の中に蔓延しているマイルドな絶望感も払拭できるのではないか?と本気で思っています。
 
先日、片付けのこんまりちゃんの講演を山口で聞きました。
 
彼女は、世界に影響を与える100人の人物の一人に選ばれましたが、彼女は「全てにおいて、胸がときめくかどうか?で、判断している。それは片付けのことだけでなく、全ての選択肢においてそうしてきた」と、言っていましたが、まさにその通りだと思います。
 
また、「多くの人のときめきセンサーが錆び付いていて、その感度を高めることも大切」という感じのことも言っていました。
 
ときめきセンサーを高めるためには、瞬間瞬間を感じながら生きることが大切なのでしょう。普段からいる家が、ときめきを増幅してくれる場所なら、その感性の高まりはどんどん加速することでしょう。
 
そうなると、家は資産以外の何物でもなくなります。
この感覚を是非インストールしてみてください。
 
 
 

 

 

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