理想の注文住宅を建てるには

理想の注文住宅を手に入れ、絶対に失敗しないための注文住宅の秘訣を1級建築士である建築家八納啓創がお伝えするブログです

家が人に安心をもたらす要素 その2&3

家が人に安心をもたらす要素をお伝えしています。
その1はこちらをご覧ください。今回はその2と3です。
 

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【家の中の安心感は、目に見えない意識の中で増す部分も多くあるものです】

 

2.安全でいられるという安心感

  外界から守られていて安全でいられる安心感というのは、1の話にもつながります。この項目では、さらに、雨風などの震災や災害時に身を守ってくれる「安全性」のことを伝えたいと思います。
 
雨漏りをしない、という最低限の安心感から、災害時に家が自分達を守ってくれる存在になることが重要です。
 
その時には、家の耐震性や耐久性の確保をしっかりさせること、そしてエリア的に災害マップなどでどう言ったエリアになっているかを把握し、災害時にはどのように行動すればいいかを家族で共有しておくことは重要です。
 
耐久性などに関しては他のコラムで書いていますのでそれを参照してください。
 
 

3.所有している場所という安心感

 人は本能的に「巣」を持っていることに対して、安心感を持ちます。しかし、最近は「家は帰って寝るだけ」「好きな時に好きな場所に住めばいいので定住はしない」など、本能的に「根ざす」場所を所有することに対して意識が低い人も結構います。
 
価値観はそれぞれですが、日本人的なDNAからみると、日本人は本能的に「帰れる場所」を持つことで、安心感や「地に足がついた感覚」を持つことが基本的に重要だと考えています。
 
 以前、「転勤族で、この家も社宅だから、家に対して借り物だという気持ちがしている」というご家族がいましたが、「仮に1年でも我が家だと思って、その家のことを好きになる努力をしてみてください」とアドバイスしたところ、後日、「家に愛情を注ぐようになったら、居心地が良くなった」というメールをいただきました。
 
 意識するだけで、これだけ居心地が変わるという好例ですが、所有感=安心感につながるということも、ぜひ覚えておきましょう。

 

 

 

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