静岡蒸留所の竣工式に参加してきました
本日2017年2月25日、この度静岡に竣工した「ガイアフロー静岡蒸留所」の竣工式に参加してきました。
ガイアフローディスティリング株式会社 代表取締役の中村大航さんは、個人的に10年来の友人でもあり、今回のプロジェクトの全体配置計画などを含めた施設計画のアドバイザーとして参加しました。
【竣工式前の蒸留所内の様子】
【蒸留所の正面デザイン】
設計&施工はアメリカ人で静岡在住、ウェストコーストデザインの代表であるデェレックさんが担当。
僕は、蒸留所、貯蔵庫、ゲストハウス、などが敷地の全体でどこに配置すればいいか?などのマスタープランに関わらせていただき、何度となく中村さんやデェレックさんと打合せを重ねてきました。
ちなみに、水源をどの方位に掘り当てればいいか?ということも話し合い、本当にいい水が手に入りました。
【レセプションであいさつをする中村大航氏】
午前の竣工祭と午後のお披露目会の2部構成で会は行われました。
5年前は、まだ彼自身自分で蒸留所を作ろうとは夢にも思っていませんでした。
しかし、大好きなウィスキーを体験したいと思い、スコットランドに行った際に、「もしかしたら、自分も蒸留所が出来るのではないか?」と直感的に思ったようです。
今日の来賓の方々のあいさつも「本当に中村さんが成し遂げるとは正直思っていたなかった」「世界広しといえどもこのような蒸留所は類をみない、それくらいオリジナル溢れる施設」というものが多く、みなさん驚愕されていました。
上記写真の中村氏の後ろにある蒸留器の熱源は、地元の薪。地元の木を使うことで地元に貢献したいという彼の思いで実現しました。黒い部分は石窯になっていて、世界中のどこにもない、中村氏のオリジナルの発想の蒸留器になりました。
※上部の蒸留器はフォーサイズという有名な蒸留器メーカーのものです
私自身、彼のこの10年ぐらいをずっと見てきましたが、夢を本当に引き寄せて多くの人に応援されていく様子を一緒に体感させてもらったのは、本当に大きな経験になりました。
【発酵層】
【テープカット 左から自治会長、中村氏、静岡市長、デェレック氏】
現在、第1期の蒸留塔(お酒を造るところ)と貯蔵庫(お酒を熟成させるところ)の2棟が完成しています。
今後、2棟目の貯蔵庫やゲストハウスなどの計画が今年進んでいく予定です。
一般公開は2017年春以降ということでまたお知らせしますね!
LINEで無料相談が出来るLINE@をスタートしました!