住む人が幸せになる家づくり 1級建築士 八納啓創

家造りに関するQ&A、幸せを形にする家づくり、住環境づくりをはじめ、日々の気づきをつづるブログです

びっくりするくらい家の予算を安い方に勘違いしている人がいます。しかもそういう人が多いこと・・・・

私はとあるサイトで、事務所紹介をさせていただいていますが、そこから来る資料請求や問い合わせを見ると、家にかかる予算をびっくりするくらい低く見ている人が多いです。

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これは、そのサイトの特性かもしれませんが、
 ▼東京の狭小敷地で土地代込みで2500万円で建てたい
 ▼1000万円で30坪のガレージハウスを建てたい
 ▼2000万円で土地代込みで中庭のある家を建てたい
など、私の目から見たら
 
「軽く+1000万円はかかるよ!」
といったものが多いのです。ちょっと吠えたくなります(笑)
 
その理由の一つとして、土地代込みで2500万円で購入できる建売住宅のチラシなどを見ることがありますが、そう言ったチラシを見て、家の価格をイメージしているんだと思います。
 
例えば、
「この辺りの土地相場から言うと、土地代が1500万円だから、家は1000万円で建つのか・・・」といった憶測が、大きなズレを生んでいます。
 
例えば、上記の2500万円には、庭を作る費用、登記費用、火災保険料、その他もろもろの費用などが入っていません。だいたいその他の費用で+500万円ぐらいかかります。そうなると財布から出て行くお金の総額は3000万円。
 
しかも、そう言った建売住宅の家の多くは、省エネの現行基準で作っているので、暑くて寒い家。光熱費もバリバリにかかります。
 
もちろん、そう言ったことを知った上で家を購入しているのなら問題はありませんが、多くの場合が「そんなの知らなかった!」と後から後悔します。
 
本人たちからすると、念願のマイホーム。
しかし、住んでみると暑くて寒く、居心地もそんなによくない・・・・。
 
こういったズレが生じないためにも、家を購入する本人が、ある程度勉強しないと満足いく家が手に入らないのが日本の実情です。
 
20世紀後半、日本では家をスクラップ&ビルドの耐久消費財の一つとして取り扱ってきました。
 
家=不動産と思っている人も多いかも知れませんが、住宅ローンを払い終える頃に家の寿命が来るものは不動産ではありません。
 
不動産とは、今の緩やかな右肩下がりの経済の中では、子供や孫の代まで快適に使いこなせる建物とすることではじめて資産価値が付いてきます。
 
そのためには、最低限、長期優良住宅にも耐えうる仕様にすること、次世代省エネ基準の1.5倍ぐらいの省エネ性能が欲しいところです。
 
それと、予算オーバーしないためには
「私たちの財布から出て行く総額がいくらになりますか?別途、費用が発生しないように教えてください」
と、メーカーや工務店、設計者などに常に言うようにしましょう。
 
家を購入しようと思う人が周りにいれば、ぜひこの文章をシェアしてください。
 
 

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