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住む人が幸せになる家づくり 1級建築士 八納啓創

家造りに関するQ&A、幸せを形にする家づくり、住環境づくりをはじめ、日々の気づきをつづるブログです

ミルクの時間、あなたはミルクを飲ませますか?

北欧幼保施設 徒然なるままに  その2

北欧の幼保施設の中で、驚いたのは、「個人の自主性を育てる」ということの徹底ぶりです。

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この写真はランチ時の食堂風景ですが、基本的にはビュッフェ形式で自分のお皿には自分で盛り付けます。

 

「何歳から自分でお皿に盛り付けるようにするのですか?」

と園長先生に質問をしたところ、

「出来る時から」

と答えが返ってきました。

 

「え?」と聞くと

「1歳ぐらいの子でもお皿を持って並びます。そのうち、リンゴを自分で取れば、それを尊重します。繰り返せば繰り返すほど、どんどん自分の食べたいものをお皿に盛り付けれるようになるのです」

ということでした。

 

確かに他の場面で、トレイでリンゴが配られるシーンに出くわしたのですが、いらない子はいらないと言ってりんごを受け取りませんでした。北欧ではそれが普通なのです。

 

そのように個人の判断を尊重しながら、一つでも出来ることが増えれば、どんどん後押しして自分で出来ることを増やしていってあげるのが先生の役割ということでした。

 

0歳児の子にも

「ミルクにする?それともお水にする?」

と、必ず選択肢を与えます。

 

そして、お水が飲みたいと示せば、そのようにさせてあげるのです。

この話を日本に帰ってからすると「ミルクの時間はミルクよね」「そんな細かなところで選択肢を与えるという頭が無かった」と一様に言っていました。

 

北欧では、このようにして5,6歳になると、何でも自主的に自分で物事を選ぶ子になるようです。

 

しかし、これにも問題が生じます。

・・・・続きは、次のコラムにて。