理想の注文住宅を建てるには

理想の注文住宅を手に入れ、絶対に失敗しないための注文住宅の秘訣を1級建築士である建築家八納啓創がお伝えするブログです

電磁波に対しての具体的な対処方について

電磁波の情報ですが、世の中にたくさん出回っています。
その分、情報が混乱しているというのが実感です。
 
今回、勉強会に参加させていただいた猿田友さんの話は、とても実践的で、私自身共感するところが多く、本当に勉強になりました。このブログでは、ダイジェスト的にお伝えしますが、具体的な対策法については是非、彼の勉強会などに参加することをお勧めします。
 

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北欧などの就学前学校(幼稚園や保育園を合体させたような施設)では、屋内でほとんど遊ばず、屋外で遊びます。そうすると、電磁波の悪影響はほとんど受けません。こもりきりの生活か自然と触れ合いながらの生活かで随分と変わってきます。
 
では、今回は2回目です。
 

●それぞれの電磁波で気をつけたい点 〜電場について〜

 電場はいわゆるコンセントや天井の中に入っている電線をまとめたところなどで発生しています。拙著「なぜ一流の人は自分の部屋にこだわるのか?」でも書いていますが、方位磁石を持って家の中を歩き回ると、極端に針が触れる場所があります。
特に布団を床に敷いて寝る人は、下階の天井裏に束ねている電線などで電場が大きく狂っている可能性があります。
 
プレジデントファミリーという雑誌で、「間取り鑑定団」というコーナーで以前連載をさせていただいたことがあります。娘が寝不足で困っているということでした。
 
マンションにお住まいのご家族だったのですが、その部屋では、弟が二段ベットの上、娘である長女が下で寝ていました。
 
私は、方位磁石を床からゆっくりと持ち上げたところ、床から70cmの範囲で方位磁石が大きく振れたのです。
 
そこから分かったのは、下階の電線をまとめたすぐ上の床で大きく電場が歪んでいたことでした。電場が歪んだところで長居をすると、寝不足になったり、だるくなったりします。
 
勉強会でも、コンセントのそばからベットを少し話しただけで熟睡できたという話もあり、より確証を得ることができました。
 
 

●磁場で気をつけたい点

 磁場は、モーターなどを作動する家電製品などを使う時に発生します。
スイッチを入れない限り磁場は発生しません。また、磁場は、発生源から離れると、磁場の影響がなくなります。冷蔵庫や掃除機や電子レンジやIHコンロも同様です。また、磁場はコンクリートも関係なく貫通するということで、電子レンジの壁の反対側が寝室でベットを近くに置いてある場合などは影響が出る可能性があります。
 
これは見逃してしまいそうですね。
 
身近なところでは、パソコンなどをコンセントでつないで作業している時です。
この時も磁場が発生します。この辺りは、アースの取り方など、猿田さんの勉強会やHPで対策方法が載っていますので、ぜひそれをご覧ください。
 
ちなみに、アースを取らない限り、ホットカーペットや電気毛布は危険です。
あと、電気式の床暖房も気をつける必要があります。
 
 

●高周波で気をつけたい点

 電話をかけている時や、WIFIを使っている時に発生する高周波。電話やインターフォンの子機の無線も同様のようです。猿田さんの研究の結果、高周波もかなり心身に影響を及ぼしているということでした。
 
 多くの家庭で普及しているWIFIですが、WIFIを電源から外すだけで、体調が変わってくることもあるとのことで、もし原因不明の体調不良の時は、WIFIの電源を外して、1時間ぐらいで体調がどのように変化するか検証することは重要なようです。
 
またスマホは機内モードにしていても、WIFI受信をするので、ベットの側に置いておくだけでも、体調に影響を及ぼす可能性があるようです。対策グッズなどもあるので、一概には言えませんが、寝るときにWIFIを切って、携帯の充電は、リビングなどで行い、寝室には一切家電製品を持ち込まないようにしてどのように体調に変化があるかを確かめるのがいいでしょう。
 
 
いかがだったでしょうか?
私も同意見ですが、猿田さんは「神経質になりすぎるそのメンタリティの方が心身に悪影響を及ぼす可能性がある」と言います。
 
神経質になって、上記のことを行うのではなく、「電磁波と共存するにはどうすればいいか?」という視点で、環境を整えることが重要でしょう。

 

 

 

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