設計士、建築士、建築家などの違いってなんだろう?
一般の人から見ると、
設計事務所
建築家
1級建築士
設計士
工務店
施工会社
と、いろいろな名称を聞き、どの会社が何をするかが分かりづらい。
この中で、工務店と施工会社は、
いわゆる「実際に家を建てる工事をする人たち」
と考えればいいでしょう。
中には、実際の設計をする人もいるが、
それは設計もする工務店というふうにとらえてください。
※デザインセンスが良く設計事務所と同等以上の設計もできるスーパー工務店も出てきています!
分かりづらいのは、
設計事務所
建築家
1級建築士
設計士
です。
設計事務所というのは、1級、2級、木造建築士といういづれかの資格を持った人が、やっている事務所という意味です。
1級、2級、木造の資格によって設計できる規模が変ります。
次に1級建築士と建築家の違いについて。
1級建築士というのは、国家資格です。
建築学科系の大学を4年、社会に出て2年の実務を経てようやく、試験を受けられる資格を得ることが出来ます。
※これ以外のルートもありますが、上記がスタンダード
100人受けると、だいたい12人の人が合格するぐらいの合格率です。1級建築士になるとどんな規模の建物でも基本的に設計できるようになります。
それに対して「建築家」。
これは、国家資格やその他の資格制度があるものではありません。通称みたいなものです。
ウィッキペディアには、
と書かれています。
しかし、業界的にはそれ以外にも建築家という解釈にはいくつかありますが、
「実際に賞などとり、周囲から評価され、周囲から呼んでもらう称号」
というふうに解釈している人もいます。
特に年配の人にはそのように捉えている人が多いようです。
それ以外にも
「建築を通じて、世の中にインパクトを与えている人」
のことを建築家というふうにとらえている人もいます。
個人的には、後者の「建築を通じて、世の中にインパクトを与えている人=建築家」をイメージしています。
ここが設計事務所と建築家のニュアンスの違いでもありますし、住宅の設計を依頼する場合、建築家的な人に依頼したいかどうかの判断にしてみてください。
ここが設計事務所と建築家のニュアンスの違いでもありますし、住宅の設計を依頼する場合、建築家的な人に依頼したいかどうかの判断にしてみてください。
最後に設計士ですが、これも資格のある名称でなく、設計をする人みたいなニュアンスで一般的に使われています。
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