住む人が幸せになる家づくり 1級建築士 八納啓創

家造りに関するQ&A、幸せを形にする家づくり、住環境づくりをはじめ、日々の気づきをつづるブログです

わが子にアスペルガーの兆候があるようなのですが、勉強させるのが大変で困っています

先日下記のような質問をいただきました。
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最近、いろいろな雑誌やTVを見ると、ダイニングやリビングで勉強させればいいと聞き、わが子にも実践をさせているのですが、どうしても勉強が手につきません。
すこし勉強を始めたかと思うと、すぐに飽きてしまい、近くにある漫画やアイパッドに
手を伸ばしてしまい、なかなか勉強を終えることが出来ません。
いろいろと調べると、わが子には「広汎性発達障害」で、特にアスペルガー的な傾向があることが分かりました。
どうすれば、集中して勉強をさせることが出来るのでしょうか?
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お子さんにアスペルガー的な傾向があるとのこと。
 
アスペルガー的な傾向のある人やお子さんがいる場合は、広汎性発達障害を専門にされているカウンセラーや医師にみてもらって、具体的にどのようにしていけばいいかを相談されることをお薦めします。
 
私の方では、家の「空間」を使う視点でお答えしましょう。
 
アスペルガー的な傾向がある場合は、空間の使い方は一般的な使い方と違ってくる部分があります。
 
例えば、ダイニングテーブルの使い方です。
 
私が、
「ダイニングテーブルで勉強するメリット」というものを拙著やブログなどでも書いていますが、一般的には、ダイニングテーブルで勉強させることは、集団行動をベースとした社会に馴染ませるためにはとても有効です。
 

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【一般的には勉強するときには、それ以外のものが一切載っていない状態にしてあげることが重要です】

 
しかし、アスペルガー的傾向のあるお子様の場合は、デメリットの方が大きくなる可能性があります。
 
まずこれはどんな子供にもある傾向なので、特にアスペルガー的傾向のあるお子さんだけの事ではないですが、ダイニングテーブルに勉強道具以外に、おやつやまんが、アイパッド、おもちゃなどが載っていたら、勉強に集中できるでしょうか?
 
視界に入る中に、勉強以外のものがあれば、大人であっても気が散りますが、子供にとってはさらに集中するのが難しくなります。
 
もし、ダイニングで勉強させる場合は、基本、他のものが目に入らない状態で勉強が出来る環境を作ってあげましょう。
 
アスペルガー的な傾向がある子の場合は、ダイニングテーブルでの勉強は片付けていても難しくなります。
 
なぜなら、
 
ダイニングテーブル=食事をする場所
 
という認識を持っているので、食事をするところで勉強をすることが出来ないという気持ちになるからです。
 
そういう場合は、食事をするところ、寝るところ、遊ぶところ、勉強するところといった形でゾーンを別けて、ライフスタイルを形成させてあげます。
 
例えばリビングの一角のコーナーにテーブルを置いてあげて
 
「ここが勉強するところよ」
 
と伝えてあげます。
 
そして、その場所で、他の事に気が散らないようにしてあげれば集中して勉強しやすくなります。
 
これも一つの解決方法ですが、
 
「場所を決めてあげる」
「気が散らない工夫をしてあげる」
 
のこの2点を意識してあげましょう。
 
 
 

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