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住む人が幸せになる家づくり 1級建築士 八納啓創

家造りに関するQ&A、幸せを形にする家づくり、住環境づくりをはじめ、日々の気づきをつづるブログです

Q&A 数社の工務店から図面を見積もりをもらう方法と入札は何が違うのでしょうか?

(ご質問)
現在、家の購入を考えていて、数社の工務店から図面と見積もりをもらいました。いろいろとネットで調べると入札してもらうという方法もあるようなのですが、具体的に何が違うのでしょうか?

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(八納の回答)
入札というのは、同じ図面内容で数社の工務店に見積もりを取る方法です。
また、この場合の図面は、設計事務所が描く場合がほとんどで、図面枚数で言うとA3判で30~50枚ぐらいになるのが普通でしょう。細かく仕様を決定して各社に見積もりをしてもらうので、「基本的に全く同じ仕様の内容で各工務店の金額の比較ができる」というのが特徴です。
 
実際には、同じ内容のものでも3社あれば、3000万円、3150万円、3400万円、3800万円と最低価格の工務店よりも2割近く高く出る工務店もあったりします。
 
その理由は、慣れていない工事などが工事項目にある場合、その工務店の協力会社が高く見積もって出してくるからです。
 
例えば、基礎工事。基礎の形状が複雑であったり、一部深い基礎を作るなど特殊な場合は、普段の基礎業者では対応できないため、普段使わない基礎業者に依頼するなどして高くなる。家具工事においては、普段は既製品を使っているけど、設計ではオーダーで作るようになっていて、その家具を作れる家具屋さんのルートがなかなかなく高くつく、などが挙げられます。
 
入札をする場合は、ある程度、設計内容に近い工事をしたことがある工務店を基本的にはチョイスしますが、それでもこれくらいばらつきが出ます。
 
上記の例の場合は、私の事務所の場合、上位2社でさらに金額や数量の精査を行い、金額調整を行っていきます。これらの作業は、すべて事務所で行っていきます。
 
ご質問者の方のように、数社の工務店から図面と見積もりをとって工務店選びをする場合は、仕様や間取りもそれぞれ違うため、本当の意味での金額比較は出来ません。どちらかと言えば、「この工務店の間取りと見学させてもらった家がとても素敵で、予算的にも折り合いそうだからそこにしたい」という感じで選ぶイメージでしょう。
 
 
 

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