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住む人が幸せになる家づくり 1級建築士 八納啓創

家造りに関するQ&A、幸せを形にする家づくり、住環境づくりをはじめ、日々の気づきをつづるブログです

一流の人はなぜ夢を実現させるのがうまいのか?

拙著「なぜ一流の人は自分の部屋にこだわるのか?」が出版されて1年経ちます。
出版後は、一流の人たちがどのようなライフスタイル・価値観をもって生活しているか?を取材などでも聞かれることが増えました。

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まずここで言っている「一流」についての定義ですが、「各業界の一線で実際に活躍している人」のことを言っています。
 
不動産業界、保険業界をはじめ、流れに乗っている経営者、ベストセラー作家など、実際の設計させていただいた物件や「この人は!」と思う人にヒヤリングさせていただき、取りまとめたのがこの本です。
 
 
とにかく、彼らに共通しているのは、物事を実現させていく力が強いことです。
住まいを手に入れるお手伝いをさせていただいているからこそ、分かることがたくさんありました。
 
ここでは、この本を振り返りながら「一流の人はなぜ夢を実現させるのがうまいのか?」を5つのポイントでお伝えしましょう。
 
 
ポイント1 自分が目標設定タイプ、展開タイプ、浮遊タイプのどれかを理解している
 
「10年後の目標を設定して、そこから逆算して考えなさい」という経営者は結構多いですが、「10年後の目標に縛られるのではなく、もっと自由な発想で出来ることを考え、今に集中しなさい。結果将来が変わってもいい」という考えの経営者も意外とたくさんいます。前者を目標設定タイプといい、後者を展開タイプといいます。
 
ちなみに、将来のことを全く考えずに経営している人はほとんど見たことがありません。このタイプを浮遊型といいます。周りに合わせながら生きているとこのタイプになります。
 
まずは、目標設定タイプか展開タイプのどちらかになることを意図してみましょう。
 
目標設定タイプの人が展開タイプで物事を進めるとストレスを生じます。反対も同じです。まず、自分自身のタイプが何であるかを知ることが大切です。
 
もう一つ大切なのが、ご家族がどのタイプかです。夫婦でタイプが違うと、そのことで口論になったりします。しかしお互のタイプを知って、理解しあうだけでも随分とストレスが減るものです。
 
 
 
ポイント2 家族共通の夢も併せ持っている
 
夢を叶えるスピードが速い人を見ると「一人だけの夢ではない」場合が多く、家族で生活されている人の場合は「家族共通の夢」ももっています。例えば、私の事務所で家の設計をさせていただく場合でも「この家を手に入れることで、自分たちはこういったライフスタイルを手に入れたい!」というのを明確にしてもらいます。
 
明確になるほど、家づくりにおいては物事がスムーズに進むようになります。
私の事務所のHPの作品集のページには、各家づくりにそれぞれコンセプトがついています。
 
実はこれが、そのご家族の共通の夢を言葉にしたものなのです。
 
 
 
ポイント3 節目で流れを確認している
 
夢を叶える力が強い人は、節目で現在の状況を冷静に俯瞰することをしているのが特徴的です。
 
どれくらい夢を引き寄せているかどうか、離れてしまっているかどうかを冷静に感じ、軌道修正していきます。
 
目標設定型の場合は、逆算的にずれ具合を確認して修正し、展開型は大枠思っている方向性ならそれでOK、あまりにもずれている場合のみ軌道修正するということをしています。
 
浮遊型の場合は、節目で流れを確認するという感覚がありません。
 
この1年を振り返ってどうだったでしょうか?いまいちイメージが出来ない人は、これからの1年をどう過ごしたいか?を紙に書き出したり、イメージしてみましょう。
 
 
ポイント4 自主的に人生を選びとっている感覚がある
 
一戸建てを手に入れる人は「家を手に入れることが出来る」と自然に思っている人です。逆に一戸建てを手に入れたいと思いながら手に入らない人は「自分には無理」と思っています。
 
これまでたくさんの相談者の相談にのってきましたが、すんなり家を手に入れる人ほど、「人生を自主的に選び取っている」感覚を持ち合わせています。人生を自主的に選び取っている人は、「自分で引き寄せている」という感覚があるので、被害者意識をあまり持ち合わせていません。どんなことがあっても基本的に自分が選んだ結果として受け入れ、そこから次にどのようにしていくか?を考えています。
 
 
ポイント5 出来ることを小さく積み重ねている
 
理想の土地を手に入れたい場合、だいたい自分たちの予算でどれくらいの土地を手に入れることが出来るか?をファイナンシャルプランナーや私たち設計士と連携を組みながら見定めていきます。そこから後、理想の土地を見つけるには、コツコツと情報収集することが大切です。
 
なかなか土地が見つからない人は、不動産業者さん任せにしていたりして、なかなか思った土地情報が出てきません。
 
これまで、「これは!」と思う土地を見つけている人を見ると、自分自身で情報収取をコツコツと不動産業者と連携を取りながら探したりしています。面白いもので不動産業者も土地の情報が出てきたときに「最近熱心なあの人に情報を先に流してあげよう」と思い出してくれるようになります。
 
そういった状況を拝見していると、やはりコツコツと地道に小さなステップを踏んでいる人の方が、確実に物事を引き寄せているように思います。有言実行が大切なようですね。
 
 
 
・・・・いかがだったでしょうか?
 
「家づくりを通じてどうしてそんな視点まで分かるの?」と聞かれることが多いのですが、家づくりとは基本的にその人の人生観、価値観をインストールさせてもらってそれをベースに空間を考えるので、それぞれの考え方や価値観は、家づくりに関われば関わるほど蓄積されていきます
 
そういった意味でも、こういった人生観に触れらるのは建築家冥利に尽きるかもしれませんね。
 
関わってくださった皆様に改めて感謝をお伝えします。