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住む人が幸せになる家づくり 1級建築士 八納啓創

家造りに関するQ&A、幸せを形にする家づくり、住環境づくりをはじめ、日々の気づきをつづるブログです

Q&A どうしても夫に遠慮してしまいます・・・・

(ご質問)
現在家づくりを進めていますが、どうしても夫に気兼ねして、自分の要望を伝えることが出来ません。
上手く伝える方法があれば教えてください
 

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(八納の回答)
まず、知っていただきたいのは「多くの女性が本音の部分を気兼ねして言えない」ので、あなた特有の悩みだというわけではないことを知っておいてください。
 
なぜかというと、そういったケースの場合の多くが、専業主婦かパートタイマーなどをしていて「主人の稼ぎで生計を建てている」と感じて、気兼ねしているからです。
 
以前、リフォームのご相談をいただいたとき、「子供たちの部屋を区切るための方法を教えてほしい」ということでご自宅に伺ったのです、お子様を見るとまだ3歳と生まれたての赤ちゃんでした。
 
「子供部屋を仕切ったりするのは、当分先ですね・・・。ところで今すぐに困っていることなどはないのですか?」と話を振ってみたところ、チラッっとキッチンを見るのです。
 
「キッチンでお困りなことがあるのですか?」と尋ねると、「そこまでではないですが・・・」と言われながら、暗くて、独立型キッチンのため子供を見ながら料理が出来ない、二人立つ場所がないなどいろいろな思いが出てきました。
 
「では、キッチンのリフォームをされたらいいのではないですか?」と尋ねると、「でも、主人のお金を使って、キッチンのリフォームってわがままじゃないですか?」と言われたのです。
 
この時は、平日だったのでご主人がおらず、後日、改めてご夫婦がいるところに伺いました。
 
「ご主人、子供の部屋の関係はまだ先でいいと思うのですが、キッチンが独立型なので子育てしながら料理は結構大変そうですね。奥様も、遠慮されていますがキッチンをリフォームされると部屋も広くなり、明るくなりますし、子供を見ながらの料理も楽しくなるかもしれませんがどうでしょうか?」
と伝えたところ、
 
「それで、妻や子供が楽しくなってくれるのなら、安いものです」
とご主人。一瞬にしてその場が明るく楽しい雰囲気になりました。
 
ここでお伝えした話は特別なわけではなく、遠慮して言えないケースの一例です。
 
家づくりで怖いのは、遠慮して言わずにいて、完成間際になってから
「本当は、私、こう思っていたの・・・」と切り出されることです。
 
完成間際で言われると、これまで順調に進んでいたと思っていた家づくりが一変してしまいます。
 
そうならないためにも、遠慮せずに思ったことを伝えることはとても重要です。
 
遠慮しそうになったら、上記の内容を思い出して、後悔しないためにも言ってみましょう。