理想の注文住宅を建てるには

理想の注文住宅を手に入れ、絶対に失敗しないための注文住宅の秘訣を1級建築士である建築家八納啓創がお伝えするブログです

Q&A マイホーム購入に夫が反対しています

(質問)
マイホーム購入に夫が反対しています。
二人とももうすぐ32歳になります。子供が2人いますが、最低三人は欲しいと話しています。

子供を伸び伸び育てたい思いもありマイホームを購入したいと
考えています。私自身、地方育ち田舎育ちなので子供の頃はマイホームが当たり前でした。

マイホームを検討してもいい時期とは思うのですが、夫が大反対をしています。

この歳で借金を背負いたくない。
今の賃貸住宅で充分だ。
地元に帰るかもしれない。

などです。どうすればいいでしょうか?

 

(八納の答え)
ご主人が反対しているとのことですが、男性は「論理的に問題がクリアー出来ればOK」という部分の本人でも気づかないぐらい深い部分「感情的な不安」を感じています。

なので、この2つをクリアーしていくことが大切です。
例えば、この年で借金を背負いたくない、という部分に関してはお金の専門家である
ファイナンシャルプランナー(※独立系ファイナンシャルプランナーがおすすめ)に相談して、具体的に返済計画にどういった問題があるか問題ないのかを整理することです。

 

そして「地元に帰るかも知れない」という部分に関しては、「人に貸せる家」を意図して貸しやすいエリアや月々の住宅ローン以上の家賃で貸せる家という「資産になる家」を考えることでクリアーが可能です。そうすれば、賃貸以上の付加価値を感じてくれる
かもしれません。

しかし、繰り返しますが一番の根底では「住宅ローンを背負うことに対しての底知れない不安と不自由さ」があります。ここを解決するには、夫婦のパートナーシップのありかた大きく影響します。

まず奥様のほうが、ご主人がどれくらいプレッシャーを感じているかを理解することです。

男性は、感情のことを口に出していうことはめったにありませんが、子供のころから自分が稼がないと家族を持てない、養えないという観念が強く根付いています。

そこにさらに「マイホームを手に入れるためにローンを組まなければならない」というのは無意識ながらとても大きなプレッシャーを感じているのです。

 

まずは、そこを認識することろからスタートしてみましょう。
そして、頑張って働いてくれていることに心から感謝されると男性は、うまく感謝の言葉を返すことが苦手ですが、天にも昇るくらい心では喜んでいるケースが多いです。

お試しあれ。