住む人が幸せになる家づくり 1級建築士 八納啓創

家造りに関するQ&A、幸せを形にする家づくり、住環境づくりをはじめ、日々の気づきをつづるブログです

なぜ、リビングやダイニングで勉強するのがいいと言われているのか?その2

【リビングやダイニングで勉強するのがいい本当の理由とは?その2】


その1は、「子供部屋は本来勉強する場所ではなかったから」でした。

 

今回はその2をお伝えします。

 

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その2)子供の能力が発揮される象徴な場所だから

 わが子が目の前でハラハラするようなことをして「あぶない!」「そんなことしちゃダメよ!」と言ってしまうことはありませんか?

 

言わないようにしようと思いながら、私はしょっちゅう言ってしまいます(笑)。

 

目を離しているすきに何をするか分からない、見ていなかったらアブナイという親心が働いてしまうものです。

 

しかし、子どもの行動心理に詳しい心理カウンセラーに話を聞いたところ「子供は、親のいないところでは、基本的におとなしいものですよ。逆に、親のそばだから安心してどんなことにもトライしようという気持ちが起こるものです」という答えが返ってきたのです。

 

私はこの話を聞きながら「ピン!」ときました。

 

子どもがのびのびとクリエイティブに物事に取り組むのは、親のそばだからではないか?と仮説を立て、自分の家庭や友人、知人、勉強会に参加する人や実際に家を建てさせていただいたご自宅にお邪魔してリサーチを重ねてきました。

 

その結果、たどり着いたのが「家の中でも、子供は親がいるそばだと安心して物事に集中したり、チャレンジしたりする傾向にある」ということでした。

 

そして、「パパみてー!ママみてー!」というように、常に親に見ていてもらいたいという心理が働くこともよく分かりました。

 

家造りの打ち合わせの時に、ご自宅に伺うことも多いのですが、その時に通される場所がダイニング。そこで、打ち合わせをしていると、子どもたちは絵本を持ってきたり、ぬり絵を持ってきたりしてぬり絵をはじめたりします。

 

多くの家の場合でも同じ現象が起こりますが、親のそばで物事をしたり、見てもらいたいという思いが働くのが伝わってきます。

 

家の中で、一番一緒にいることが多い場所はどこか?
それが、多くの家の場合がリビング、ダイニングです。

 

逆に入れば、親が普段リビング、ダイニングにいなければその象徴の場所になりません。

 

「子供は親のそばでこそ能力を発揮しやすい。それが家では親と一緒にいる時間の長いリビング、ダイニングになりやすい」という事実を押さえておきましょう。

 

次回はその3をお伝えします。